いのちをかけた言葉は、すさまじい力をもつ。
これが菅原文太の「言葉」、
私たちへの遺言だ。
政治の役割はふたつあります。ひとつは、国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと!
2014年11月1日、沖縄県知事選挙 1万人うまんちゅ大集会
俳優の菅原文太さんが、2014年11月の沖縄県知事選挙で病をおして現職翁長雄志氏の応援にかけつけた。亡くなられたのはその1カ月後のこと。妻の文子さんはその遺志を継ぎ、米軍新基地建設に反対する「辺野古基金」の共同代表の一人となる。
今聞いても、冒頭「こんにちわ」から、涙でる。
今の政府と、本土の政府ですよ、仲井真知事は、まさに戦争が起きること、戦争をすることを前提に、沖縄を考えていた。前知事は、今、最も危険な政権と手を結んだ。沖縄の人々を裏切り、公約をほごにして、辺野古を売り渡した。
彼が「最も危険な政権」と呼んだ安倍政権が、
今、沖縄完全包囲網をひいている。
こんな時だからこそ、もういちど文太さんの言葉を聞くんだよ。
沖縄の風土も、本土の風土も、海も山も風も、すべて国家のものではありません。そこにすんでいる人たちのものです。辺野古もしかり!勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ。
文太さん、この28日後 (2014年11月28日) に永眠。
最期、いのちがけで沖縄に来てくれたんだ。
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