Osprey Fuan Club

~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

あの高級リゾートホテルについて ②

2016年9月7日

【あの高級リゾートホテルについて その②】

機動隊員らが宿泊している、沖縄屈指の「あの」超高級リゾートホテルについて考えてみた。

一泊最低でも3~5万円はするのだが、辺野古の警視庁機動隊派遣からひきつづき、今の高江の弾圧まで、延べ人数どれだけがここに宿泊し、どれだけの宿泊費がこのホテルに支払われているのか、それは謎だ。

その豪奢なホテルは静かな大浦湾に面した入り江にひろがる。

そう、あの辺野古新基地予定地から、ちょうど大浦湾をへだててむかい側。

だから、当然、ダイビングやスノーケル、さらにはサンゴ移植などもホテルの呼び物となっている。

そんな大浦湾の美しさと静けさを売りものにする、このリゾートホテルが、その大浦湾を力づくで埋め立て、巨大な米軍基地を作ろうとする機動隊員らの定宿を提供しているのだから、これまた何とも皮肉な話ではないか。

ジュゴンだけではない。「まるでジブリの森のよう ! 」と、潜る人を圧倒させる大浦湾のサンゴの海は、いったん工事が始まれば、泥と化学物質が降り積もり、静かに死に絶えていくだろう。

大浦湾自体が、オスプレイや戦闘機だけではない、大型強襲揚陸艦ボノム・リシャールをはじめとした戦艦が行きかう巨大な軍港となってしまう。

それはこの「超高級リゾートホテル」にとって
致命的な事ではないのか?

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昨日も高江では一人の女性が機動隊によって暴力的に拘束された。その、あまりに汚いやり方に僕らは怒りを抑えることができない。

しかし、
それでも僕は、
日々ますます暴走する機動隊員に、
休日はぜひ大浦湾でダイビングをしてもらいたいと思うんだ。

この圧倒的な大浦湾のジブリの海の前にたたずみ、

公務とはいえ、あなたたちが暴力的に行おうとしていることは、この青い森に土砂を積みあげ、戦争の拠点にしてしまおうとしているのだということ。

その事実に、
ひとりひとりが、
静かにむきあってほしい、

そう願うから。

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【あの高級リゾートホテルについて その①】
https://www.facebook.com/506639596191753/photos/a.507102569478789.1073741828.506639596191753/580740198781692/?type=3

 

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