慰霊の日を前に思うこと

2016年6月7日

6月23日は慰霊の日(県内では公休日)

沖縄では慰霊の日は、
リアリティのある戦没者追悼の日。

第二次大戦、沖縄戦で亡くなった、
お父さんお母さん、
おじいさんおばあさん、
ひいおじいさんひいおばあさん、
兄弟姉妹、幼子の御霊に。

戦争は、ほんの少し前にあった悲劇。
記憶の奥底ではなく。
体験していない世代にも受け継がれる記憶。

なぜなら、
5ヶ月も続いた地上戦、目の前で多くの身内が殺され、逃げ惑い、傷つき、
畑建物故郷が破壊され焼き尽くされて。
そして今も、アメリカの軍隊が居座り戦争の影を消すことが出来ないから。

きっと、戦後の大復興 高度経済成長を遂げた内地では考えられないことでしょう。

そして、復帰後沖縄本島に駐屯地することになった自衛隊員の姿に、県民は戦慄したのです。

米軍の攻撃(鉄の雨)が降る中、
壕を追い出され、
日本刀を突きつけられ。
手放した芋、
手放した幼子の命。
『静かにさせろ、壕を出るか、始末するか。』『お国のために最後まで戦え』
味方だと思ったいたのに!
戦争は人を鬼畜にかえる。
腐りうつろな目の骸。
匂いのある壮絶な記憶。

軍服の自衛隊員に日本兵が重なって思い出され、鳥肌を立てたのです。

容赦なく殺戮するアメリカ軍という鬼。
必死に戦うも戦力も尽き果て、
やがて生き残る為に民をも盾にした日本兵という鬼。
外からも内からも鬼に追い詰められ、
守れなかった家族の命自分の命、
死と隣合わせにさまよった沖縄県民。

戦争で多くの命をなくし
生き残った県民は、
戦後、
なくなった命を取り戻そうとするかのように
子を産み、慈しみ育て。
命の輝きに歓喜した。
子宝が最高の宝。

語り尽くせない平和への思い、
願望であり、悪夢でもある。

もう二度と、戦争は嫌なのです。

軍隊は民を守らない。
軍隊は国を守るために民を殺す。

命は宝。ぬちどぅたからやいびーんどう。

戦(いくさ)のない世を、子や孫に残しましょう。

平成28年沖縄全戦没者追悼式の開催について/沖縄県

 

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